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(∩´・ω・`)⊃成人済みのヲタ女です_(:3 」∠)_ アニメ・ゲーム・マンガ何でもござれの雑食者  ※脳内花畑故暴走ノ危険有自衛求ム!     🕊https://twitter.com/wotanoco

かたわれ令嬢が男装する理由 黒幕考察⚠ネタバレ

黒幕考察⚠️ネタバレ含(現在80話まで更新中)

※第一にカイル推しの為,少し贔屓目なところもあるかもしれませんがご了承ください。

 

【黒幕候補】

1.アーノルド・オスマン

2.カイル・クライシア

3.それ以外の人物

 

今のところは上記二人のどちらかという意見が多く感じます。

 

最初の頃は意味深な描写の多かったエルディックも黒幕候補にあがってましたが,

現在先読みの76話「優しい君の嘘」でノアとのやり取りを見て彼を疑える人はいるのだろうか🧐

 

そもそもノアが館の中に黒幕がいて,過去でただ一人生き残った人物が…

と言っていたことからもエルが亡くなり過去を遡った経緯も踏まえ可能性はほぼ無い為除外。幸せにおなり。

 

👇続きからネタバレ含む黒幕考察になります。

本編の内容に触れる為ネタバレや個人的考察何でも大丈夫という方のみお進みください。

 

1.アーノルド・オスマン

何故推しより先に彼の考察かと言うと,彼が一番怪しいからです。はい。

 

スリードと言われればそれまでですが,

エルが怪しいと言われてた頃から個人的にはアーノルドの方が怪しくないかと思ってました

 

37話でリアムがリナリーから過去の話を聞いてローレイス家とリーチのワーグマン家の婚約により

貴族のパワーバランスが崩れるが,皇族のヴィランが自国の武力を落とすメリットが無いことから

真の黒幕がいるのでは無いかと考察しました。

 

まず彼の家は主人公リナリーのローレイス家と同じ騎士の家系です。

 

他の三大公爵家は魔法と政治に特化した家系の為、

騎士の武力が上がっても何も問題が無い中でオスマン家は違います。

 

最悪,婚約による影響でワーグマン公爵家が三大公爵家になる可能性が浮上する訳です。

それなら力をつける前に爵位が下の侯爵家ローレンス家から潰すという流れも納得できます。

 

それでも皇族派であるファシアスがディランを暗殺するメリットが無い為,

潰すなら暗殺以外の方法はいくらでもあるのではと思いますが、

 

77話でリアム氏がディラン以外に皇族の血を継ぐ者がいれば話が変わってくると告げ、

皇族の証明として「赤い瞳」を挙げます。

 

74話にて帰還したリナリーがアーノルドに「泣きすぎて目が赤くなっている」と言います。

確かに泣くと目が赤くなるので不自然とまでは言いませんが,それより彼らが帰ってきてから

笑顔や髪,フード等で彼の蒼い瞳が一度も描写されていないところが気になりました。

(その後カイルがディランに近づくコマの下の方でフードを深く被り直してますし…)

 

55話で登場したアーノルドの幼染女騎士のジェシカ・ビネガー。

60話の剣魔対抗戦の三回戦でリナリーと戦い黒幕に操られて殺そうとした際に、

アーノルドがって最終的に手して気絶させて魔法で去っていきました。

 

この時、アーノルドって魔法使えるんだ。え,ディランが命令しても連れていく?

黒幕のせいではあるけれど現状殺害未遂犯なのにと混乱した記憶がある。

しかも,カイルの魔法によって男体化したリナリーの裸を見て驚いてる理由が謎。

 

リアム=リナリーと疑っていたディランが驚くのは分かる。

魔法をかけたカイルがこんな大勢の前で…と怪な顔になるのも分かる。

女であるはずのリナリーの身体が男になって驚いて立ち上がるリーチも分かる。

 

58話のディランとのお茶会でリナリーが女か相談された際は女じゃないって笑い飛ばして

その後も視線ズラしたりと怪しさは既にあったけれど男だと認識してるはずの人物の裸体見て

驚くのにどうしても違和感があって…予想外過ぎて目を見開いて固まったように感じる描写なんですよね。

 

その様子からアーノルドはリアムの正体がリナリー=女であることを知っていると仮定すれば,

今回丁度使えるジェシカの恋心と嫉妬心すらも利用したのではと…考えてしまう。

何より連れ去った後,二人が結ばれる描写がきゅんきゅん出来なかった。

ビジュもキャラも好きなのに何故か冷たく感じると言うか…。

 

「何も気にせず俺の言葉だけ信じてればいい」って、もう暗示や洗脳にしか見えないのよ。

63話にてジェシカの記憶が禁忌魔法の影響で混濁して即釈放ってもう連れ去った後に

アーノルドが魔法で記憶混濁させたのではと疑心暗鬼に陥りました。

 

その後にノアに会いに行く為に雪山に行く流れで,

ディランがリアムを探してると聞いて吹雪の中外に出てたとか,出ていった二人を探しに行ことした時に

遮るようにノアに止められて,皆が驚く描写に加え個別のコマでわざわざ驚いている描写があるところとか。

そもそも最初の毒殺騒動のアリスのお茶会についても言及したのはアーノルド。

さり気無く時に大胆にリナリーが危険に遭う前に彼がいる気がする。

 

表情豊かなのに突然無に近い表情というか、瞳にハイライトが無くなるというか、

胸中の描写が少ないというより皆無なのも黒幕だからでは…とどんどん沼に入り込んでいく。

 

もう作者様にアーノルドを疑えと言われているようにしか見えなくて逆に処までくると

実は違う人物が黒幕なのでは?と考察を広げようとした際にカイルが怪しいという意見を見て

最推しが黒幕…だと…!?と更なる混を調和させる為に一旦考察しようと決めた経緯を経て今に至ります。

 

アーノルドの黒幕説をまとめると…

 

禁忌魔法を使える可能性がある。

皇族の赤い瞳を持っている可能性がある。

知る機会が描写されていないのに,リアム=リナリーと知っているような様子。

リナリーが危険に遭う前のさり気無い,時に大胆な誘導じみた言動の数々。

胸中の描写が皆無なのは黒幕としての思想を開示しないようにする為ではないか。

ジェシカとの恋がどうしても丁度良い手駒を利用したように見える(偏見だったらすみません)

三大公爵家の中でリナリーとリーチの婚約による貴族のパワーバランスの崩壊の被害を受ける可能性がある。

 

…と黒幕として疑えと言わん限りの情報量な気がします。

これがミスリードなら真の黒幕はステルス値が高いのだと感服するしかない。

 

 

 

2.カイル・クライシア

最初に言っておくと、彼を黒幕だとは考えてません。

理由は推しだからってだけじゃないはず…最初に注釈した通り少なからず影響しているとは思いますが。

逆に本当に黒幕だとしても推していく所存なので大きな問題ではないでしょう(開き直り)

 

でも,それじゃ考察の意味がないじゃないか,解散となる流れでしょうが,

逆に何故最近怪しいと言われているカイルを疑わないのかという考察にもなると思うのでよろしければ。

 

疑わない大前提の理由として,

(黒幕だとしたら)リナリーのこと救け過ぎじゃない?と思うからです。

 

[4話] ディランから斬り殺されそうになるのを魔法で救ける。

[6話] 楽しむ為とは言え女だと言う事実を秘密にしてくれる。

[8話] 毒を飲んだリナリーを魔法で救けて医務室へ運びお気に入り宣言。

[12話] われたリナリーを探す為に相棒であるたちと共に探し当てる。

[13話] 胸の怪我(嘘)を見られそうになって女バレしそうなリナリーを手当てするとう。

[21話] アグニと同室で風呂に困るリナリーに個別風呂がる自分と同室になろうと提案する。

[31話] 一刻も早く実家に帰らなければならないリナリーを転送魔法で送る。

[48話] ディランと共に襲われたリナリーを絶対に助けると全力で魔法治癒する。

[54話] 医務室で継続的に治癒魔法をかけて心配して剣魔対抗戦の棄権を提案。

[57話] 女とバレない様に相談を受けて,脱がして男体化の魔法をかける。

[62話] おしおきはするが怪我したリナリーに治癒魔法をかけるしさらしの包帯も持ってくる。

 

この通り、彼は何度もリナリーの危機を救ってくれています。

まさに人の願いを叶えてくれる魔法使いのようです。

 

救けることによってリナリーからの信頼を得て裏切って絶望させる為と言えば

手を貸せば貸す程その絶望が深くなるのでそれはそれで良い展開だとも言えますが。

それが理由ならローレンス家や王家を潰すというより,リナリー個人にダメージを与える方を重視する訳です。

 

黒幕の目的はローレンス家を潰し武力を削ぎ,ディランの暗殺を経て,

国の衰退又は皇族の血を継ぐ黒幕が新たな王となり国を支配すること。

過去の時間軸で国が崩壊していく様からも大分有力な考察だと思います。

 

余程黒幕がリナリーを脅威に思っているのなら最初に攻略するのも分かるんですけど

たった一人に手間取る奴がこんなお恐れたことが出来るかとつい疑問を持つ訳です。

しかも個人的に黒幕候補筆頭のアーノルドが度々カイルの動きに驚いているのもあって、

黒幕にとってカイルがリナリーの味方として動くのは予想外のことだったのではないかと…。

 

今回8話の部分にマークをつけた理由としてこの時の心理描写が黒幕が単独であるのなら

カイルは黒幕ではないと強く感じた話である為です。

 

リナリーを医務室に運び目覚める間に自分がいなければ最悪死んでいたし女だとバレていた可能性もある上,

毒が入っていると知って飲んだリナリーに無茶ばっかりすると意識の無い彼女の傍らで一人語ります。

 

 

そして処でカイルは今回の件について考察する訳です。

毒を入れた犯人がリナリーではなく犯人に仕立て上げられそうになったこと,

真犯人の目的は皇太子暗殺であるのだと。

 

しかも「俺のお気に入り」に手を出した為死にたくなる程後悔させると宣言。

過去の記憶からも毒殺未遂により皇太子暗殺の犯人に仕立て上げられ処刑されたローレンス家という

流れからこの毒殺事件が黒幕が考えた計画であることは明確で少なくともこの件にカイルは関わっていません。

 

この件以外でもカイルの心理描写って多いんですよ。

リナリーだけじゃなくてディランについても悪い癖が出ないかとか昔に戻ったみたいとか

恋のライバルとしては敵視しててもディランのことを肯定的に見ているのも分かります。

 

このことからもディラン暗殺が目的の黒幕の思想とは合致しません。

それなのに何故黒幕かと疑われるかと言うと,上級魔法も扱える程魔法が得意な為,

禁忌魔法を扱える黒幕なのではないか,リナリーにぐいぐい近づいていくのが

黒幕だからではないかといった背景があるからです。でも個人的にはちょっとした

スリードでありカイルの行為自体には説明がつくのもあります。

 

魔法が得意なのは三大公爵家の中で魔法に特化したクライシア家の生まれであるから。

ぐいぐい行くのは人の好意というか機微にディラン並みに鈍いリナリーに自身の想いを分かってもらう為。

黒幕候補アーノルドと比較すると違和感がカイルの動きは違和感が無いと言うか,ある意味素直なんですよね。

 

69話で性別は関係ない,血を絶やそうが次男の自分は問題ないとさらっと言ってる様子からも

皇太子を殺して国を操ろうとする黒幕の動きとしてはどうしても当てはまらないんですよね。

 

73話でノアがリアムと一緒に黒幕を外に出さない為に屋敷に結界を張っていることに気付いても,

何故と理由が分からない=黒幕じゃないからだと考えられるし,逆にあれだけ探しに行こうとしていた

アーノルドがソファでジェシカと大人しく待ってる方が違和感あるんですよ。

 

その後目をうるうるさせて謝ってくるのはとっても可愛いし,笑顔で大丈夫だって な?とカイルに語り掛けて

エフェクトでほのぼの演出かと思いきや無言でアーノルドを見るカイルからの吹雪描写。

やっぱりアーノルドの演技ではないかという疑心が浮上。

 

その後すぐにカイルが自分がリナリーを止められたら…とディランの為に飛び出していく彼女が予想外であり,

初めての嫉妬という感情に戸惑う様子を見てると余計に黒幕なら現状どうやってあの二人を亡き者にしようかと

考えそうな黒幕の思想に合わないんですよ!!!!!初めての恋に悩む少年にしか見えないんですよ(尊)

 

黒幕の目的がリナリーを手に入れたいのなら,カイルの言動や心理描写はぴったりなんですけどね。

お願いを聞いてくれるし,治癒魔法かけてくれるし,何度も救けてくれるので彼を信じたい想いもあります。

 

<結論>

黒幕最有力候補はアーノルド・オスマン

 

王家と共にローレンス家を潰したいのは皇后でリナリーとそっくりでとその子供を残虐に殺したという話から

多分子供は生き残って復讐してるのが黒幕なんじゃないかとか更に考察が深くなっていきますよね。

あそこまで似てるとリナリーたちと皇后の血縁関係も疑えるし余計に。麗な絵柄でドロ沼の世界が楽しめますね。

もう一転して屋敷内の人物ならいつもアーノルドと一緒にいるジェシカが黒幕とか…疑心暗鬼処に極まり。

これからも共に「かたわれ令嬢が男装する理由」読者として楽しんでいきましょう♪

https://x.com/wotanoco/status/1736634223128465913?s=20